<大腸がんの転移について>
転移が起きてしまったら始めに転移したがんを手術で完全に切除できるかどうかを医師は判断します。 転移が一つの臓器にだけで収まっている事と、手術で取り除くことが可能と判断された場合に手術が行われます。
仮に肝臓と肺に転移が二つ以上の臓器にあった場合でも、それぞれの転移が除去可能と決断された場合に手術を 行われます。大腸がんの場合、転移したとしても、積極的に手術を行い切除することで、患者さん
の生存期間をさらに延ばしてあげることことができるようになりました。 それ以外にがんの転移の状態からがんが確実に切除することが保証できないという場合もあります。
また体力的に見て今度は患者さんの体がが手術に耐えられないという結論になるときもあります。 手術不可能ならがんの増殖を抑えるために、化学療法で抗がん剤を使った治療や放射線療法などが行われます。
毎年どんどんと、抗がん剤が次々新しく効果のあるものが出てきており、大腸がんに大きな効果をもたらせています。 抗がん剤の治療によって、患者さんの生存率も増えてきています。また、がんの増殖を具体的に
抑える治療でなく、痛みを軽くしたり、便通を改善したりと、患者さんの負担を和らげる治療も大切です。
大腸がんの転移を起こした時の治療法は、病状によってさまざまです。医師からの説明をよく受けましょう。
例えば肝臓に転移した場合、以下の項目が検討されます。
- 肝臓のどの部分に転移がどれくらいあるのか
- 肝臓以外に転移が進んでいないか
- 転移が手術によって切除できるかどうか
- 術後の生活に支障がないかどうか
- 手術に耐えれるだけの体力があるのかどうか